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どこの銀行にお金を預けたらいいのか?



最近、ご相談の中で、「どこの銀行にお金を預けたらいいのか?」というご質問をよくいただきます。皆さんご存知の通り、日本では2016年2月16日より日銀によるマイナス金利政策が実行され、銀行では預金金利が下がり、生命保険では予定利率引き下げや貯蓄型保険の販売停止など、私たちの生活においてマイナスに働くこともあれば、住宅ローンなどの貸付金利が下がるなど私たちの生活においてプラスに働くことにもなりました。

金利については以前、「意外に知られていない地方銀行ネット専用支店の金利(2015年12月15日)」や、「ネット銀行 大手行と使い分け ポイント付与、証券連携も」(2016年1月13日:日経新聞)」などでお伝えしましたが、現在はどおなっているのでしょうか。 今回は「どこの銀行にお金を預けたらいいのか?」をテーマにお伝えします。

お金を預ける際のポイント

お金を預ける際、預けるお金はそのお金を「いつ」「何に使うのか」という利用目的に合わせた「預入期間」で、①金利が高い②手数料がかからない③生活上の利便性などを総合して判断するようお伝えしています。

①金利が高い

金利が高いといっても今は低金利時代だからどこに預けても増えないし一緒でしょと思っている人も多いのではないでしょうか。確かに三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクの定期預金(1年物)は0.010%となっており(2017年11月13日現在)、100万円預けていても1年後に100円の利息しか受け取れません。しかし、以前もお伝えした地方銀行のインターネット支店の中にはいまだ0.2%以上の金利のところもあります。例えば、愛媛銀行四国八十八カ所支店では100万円までの定期預金(1年物)は0.300%となっており、メガバンクの30倍の金利です。100万円預けて1年後に受け取れる利息は3,000円となり同じ100万円でも1年で2900円の差がでます。


②手数料がかからない

いくら金利が高い銀行がいいといっても、ATMで引き出したり、振り込んだりした際に手数料が多くかかってしまってはあまり意味がありません。ATM利用時間外での利用が多い人は時間外と手数料を、振込が多い人は振込手数料を確認しましょう。一回の手数料はそんなに大きく感じないかもしれませんが、回数を重ねれば大きな金額にもなりますし、現在の低金利時代では手数料で利息がなくなってしまうようなことにもなります。

③生活上の利便性

さらにいざ預金からお金をひきだそうと思っても、近くに支店やATMがなく、わざわざ電車に乗らなければいけないなど、余計な出費がかからないように自分の生活活動上に利用する金融機関やATMがあることも大切です。上記でお伝えした地方銀行のインターネット支店なども、全国のATMのほとんどで現金の引き出しや残高照会ができますが、預け入れには各地方銀行と各ATMの提携が重要になってきます。現在では、ゆうちょ銀行・セブン銀行・ローソン・イオン銀行、EネットなどのATMと提携している地方銀行が多いです。平日入出金無料の地方銀行もありますので、預け入れる前にしっかりと確認しましょう。

最近ではマイルがたまったり、Tポイントがたまったりする銀行も出てきてます。お金を預ける際、金利に目が行きがちですが、手数料や利便性も考え自分自身にあった銀行を選びましょう。

#金利 #定期預金 #銀行 #インターネット支店

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